2015.07.28

7月25日の富士宮ルートの様子(混雑状況及びゴミの状況)

富士山日記第30号(執筆者 環境省 箱根自然環境事務所 高橋)

7月25日に富士宮五合目から八合目まで巡視をしました。
五合目は大勢の登山者で賑わっていました。ただ、五合目から八合目までの間は、登山者の渋滞が起こるほどではなく、快適に登山ができました。
天気も良く、雲海から顔を出す愛鷹山(あしたかやま)、箱根、天城山(あまぎさん)が眺められました。

雲海から顔を出す箱根(6合目より)(撮影 高橋)

富士宮ルートはゴミも非常に少ないです。落ちているゴミとしては、アメの袋、ストックのキャップなど、知らないうちに落ちてしまったものがほとんどでした。
登山者がゴミを捨てることはほとんど無いように感じられました。


歩道に落ちていたアメの袋(撮影 高橋)

ただ、スカイライン沿いの林内には、ゴミが多く捨てられています。これらのゴミについて、民間のボランティアの方が毎年清掃をしていますが、なかなか減らないようです。

これらの山麓の不法投棄のゴミの清掃や不法投棄防止のための普及啓発に力を入れる必要があると感じました。


スカイライン沿いのごみ(撮影 橋本)