2015.08.12

よくあるご質問

  • 登山時期とルート
  • アクセス
  • トイレ/食事・休憩/山小屋
  • 道具・装備
  • 緊急時

登山時期について

Q 一番混雑するのはいつですか?
 A 例年7月下旬から8月下旬まで混雑し、特に週末が混雑します。ゆとりある登山を楽しむために週末を避けて行程を組むなど、利用の分散にご協力をお願いします。
過去の登山客数の状況については、こちらを参考にしてください。
また、混雑を避けるコツについての「富士山日記」も参考にしてみてください。

登山ルートについて

Q 初心者が登りやすいルートはどこですか?
 A 山小屋が多い点からは、吉田ルートが登りやすいと言えます。また、山頂までの距離が一番短いのは富士宮ルートです。ただし、山頂近くは、どのルートも急斜面の岩場であることや、富士山の変わりやすい気象条件などを考えると、どのルートも決してやさしい登山ではありません。ゆとりある行程を計画し、必要な装備を整え、登山口ではその日の気象情報を入手するなど、どのルートでもしっかりとして準備が必要です。また、体力も必要になりますので、日頃から登山のトレーニングをしておくことが望まれます。
各登山ルートの比較については、こちらをご覧ください。
Q 混雑すると聞きましたが、ルートマップの時間どおりに移動できますか?
 A 山頂でご来光を見る人が多いため、山頂付近の登山道は日の出前の時間を中心に渋滞することがあります。そのため、ゆとりある行程の計画が必要です。マップに記載されている所要時間は目安であり、登山経験や天候、混雑状況等によって大きく異なります。登山初心者の場合は、マップに記載の所要時間以上に時間がかかることが多いため、時間のゆとりをみておくことが必要です。
 
Q 危険な場所はありますか?
 A 夏の富士山では、高度な登山技術を必要とするような危険な箇所はありませんが、多く発生する事故として、転倒があります。急な岩場や砂走りでのつまずきが主な原因で、大半の事故は下山時に起こります。転倒して怪我をすることで、自力で下山できずに、救助を要請する登山者もいます。また、登山道を外れて歩くと落石を起こす可能性があります。過去には落石による大事故も発生していることから、歩行の際には登山道を外れることがないようにしましょう。また、転倒や落石による怪我を防ぐためにヘルメットを携行することをお勧めします。
富士山は高度な登山技術を要する山ではありませんが、決して安全とはいえないため、自己責任での注意が必要です。
遭難や事故のリスクについては、こちらをご覧ください。

Q 子どもと登れますか?
 A お子さんの体力と登山経験次第ですが、登山ツアーでは小学校4年生以上を受け入れる場合が多いようです。大人と同様、登山経験のないお子さんの場合は、事前に付近の山のハイキングで慣れておくようにしましょう。
 
Q ペットを連れて行っても良いですか?
 A 屋外でペットを放すことは法律で禁じられています。山小屋、休憩所、売店の中へペットとともに入ることやペット連れの登山は、原則としてご遠慮ください。犬と一緒に登る方がいますが、富士山の登山道は火山砂利のため、足にダメージを与えます。
法律による禁止行為はこちらをご覧ください。

Q 一合目から登れますか?
 A 吉田口登山道は、起点である富士吉田市の北口本宮浅間神社から出発し、山頂まで到達できます。また一合目ではありませんが、富士山南側の水ケ塚公園駐車場からも、富士山自然休憩村ハイキングコースを通って、山頂まで到達できます。
吉田口登山道についてはこちらをご覧ください。

アクセスについて

Q 駐車場はありますか?
 A どの登山ルートの登山口(五合目)にも一般車両が利用できる駐車場があります。ただし、富士スバルライン五合目、須走口五合目、及び富士宮口五合目については、マイカー規制期間があります。マイカー規制期間中は、麓や中腹の駐車場に駐車し、登山口まではシャトルバスを利用してください。
マイカー規制については、こちらをご覧ください。

Q 夜中でもバスが動いていますか?
 A 登山バス及びシャトルバスは、深夜は運行していません。運行時間はそれぞれバスの時刻表を確認してください。

Q 定員オーバーで、予定していたバスに乗れないということがありますか?
 A バスの定員は限られているため、混雑時には乗れない可能性はあります。運行状況などは、バス会社へお問合せください。

トイレについて

Q どのくらいの間隔であるのでしょうか?
 A 各登山口(五合目)と山頂には公衆トイレがあります。その他は、山小屋のトイレが利用できますが、登山ルートや登り・下りで異なります。トイレの数が少ないルートがあるため、事前に確認し、計画的に利用するようにしましょう。御殿場ルートは他のルートに比べて山小屋も少ないため、出発前に必ず確認してください。
富士山のトイレについては、こちらをご覧ください。

Q トイレは混みますか?
 A 山頂と吉田ルート下山道七合目の公衆トイレは非常に混雑します。時間のゆとりをみて利用してください。吉田ルート下山道では、七合目から約30分の六合目にも公衆トイレがありますので、利用の分散にご協力をお願いします。
 
Q トイレットペーパーはありますか?
 A 原則として備えています。トイレによって処理方式が異なるため、利用の際は、各トイレの注意事項に従ってください。
 
Q 有料と聞きましたが、いくらですか?
 A 富士山のトイレの維持管理には富士山保全協力金は使われません。維持管理には多額の費用がかかります。トイレをご利用の際には、100円から300円程度のチップを別途お支払いして下さるようお願いしています。チップの料金はトイレによって異なるため、それぞれに表示されている金額でご協力をお願いします。
 
Q 小銭が無かったら使えませんか?
 A 原則として小銭での利用をお願いしています。お釣りが発生することがないよう、100円玉をご用意ください。

食事や休憩について

Q 途中に休憩施設はあるのでしょうか?
 A 登山道上には休憩施設はありません。山小屋は、原則として宿泊者以外は入れませんのでご注意ください。トイレでの休憩はトイレ利用者の迷惑となりますので、ご遠慮ください。
 
Q 行動食はどのくらい必要ですか?何がいいですか?
 A 荷物にならない程度が良いでしょう。チョコレートやクッキーなど、雨の場合でも手軽に食べることができるものが適しています。甘いものは疲労回復にも効果があります。汗をかくため、熱中症予防のためにも塩分のあるものも必要です。行動食には山小屋で購入できるものもあります。
 
Q 水や食事は、途中でも買えますか?価格は高いのでしょうか?
 A 水は、各山小屋で販売しています。カップ麺やうどんなどを提供している山小屋もあります。ただし、夜間は原則として購入できません。山小屋で販売している商品は、すべて登山口からブルドーザーなどで運搬しているため費用がかかります。そのため、麓の価格よりは高くなっていますので、ご理解をお願いいたします。
 
Q ガスコンロは使っても良いですか?
 A 法律上の規制はありません。ただし、火災を起こす恐れがあるため、使用の際は、山小屋周辺や人混みを避け、付近に注意してください。たき火は法律上、禁止されています。
 
Q テントを張る場所はありますか?
 A テントを張ることは法律上、禁止されています。

山小屋について

Q 旅館やホテルと何が違いますか?
 A 富士山では、水が非常に貴重なため、山小屋には水道やお風呂などはありません。水場もないため、水は山小屋で購入してください。男女同室でいわゆる雑魚寝です。就寝用の布団は備えがあります。
 
Q 着替えや洗顔はできますか?
 A 一部の山小屋には更衣室もありますが、男女同室の中で着替える場合もあります。富士山では、水が非常に貴重なため、山小屋には水道や水場はなく、洗面所もありません。
 
Q 予約は、いつ頃したら良いですか?
 A 山小屋によって異なります。各山小屋に問い合わせてください。

道具について

Q 靴が壊れた!どうしたらいいですか?
 A 修理する施設はありませんので、登山中の場合は、持ち物を工夫して応急措置をしましょう。靴底がはがれた場合は、靴の上から靴下を履く、ヒモで縛るなどの方法がありますが、そのような状態にならないよう、出発前に必ず確認をしておきましょう。古い靴の場合は、靴底が劣化してはがれやすくなっていますので、特に注意が必要です。登山用品店などで修理してから使用しましょう。
 
Q 雨具を忘れた…現地で買えますか?
 A ビニル製のレインコートは山小屋でも購入できますが、富士山では強風で煽られて破けることがあるため、役に立ちません。富士スバルライン五合目では、登山用品を販売している売店もありますが、その他では購入できませんので、予めセパレートタイプの登山用雨具は用意してください。
 
Q 荷物を預かってもらえるところはありますか?(登山口、山頂手前)
 A 原則としてありません。山小屋でサービスしている場合もあります。
 
Q 持って行くと便利なものはありますか?
 A 富士登山に必要な装備については、「登山に必要な装備」ページをご覧ください。その他は、ガイドブック等を参考に、自身で必要なものを揃えると良いでしょう。富士山では、天候が急変することが多いため、防寒対策のほか、着替えの衣類が雨で濡れないよう防水対策をしておくと良いでしょう。また、地図を持参することをお薦めします。自分で現在地を確認すれば、道迷いも防ぐことができます。

緊急時について

Q 足を痛めたら、どうしたらいいですか?
 A 吉田ルートの七合目と八合目、富士宮ルートの八合目には、それぞれ救護所があり、登山シーズン中の一定期間、医師が常駐しています。自力で歩けない場合は、近くの山小屋に連絡するか、110番または119番に救助要請してください。登山道の途中の場合は、近くに標識があれば、標識の番号を伝えると場所がわかります。
 
Q 雷が鳴ったら?気象警報が出たら?
 A 富士山では、夏に雷雲が良く発生します。隠れる場所もなく、非常に危険なため、雷鳴を聞いたらすぐに安全な場所に避難してください。また、警報や注意報が発令されたら、登山を中止し下山する勇気も大切です。登山口や宿泊先の山小屋では、出発前に必ず最新の気象情報を確認しましょう。
 
Q 仲間とはぐれたら?
 A 富士山では、夏の登山シーズン中、主な携帯電話会社のアンテナが設置されるため、携帯電話が繋がりやすくなります。そのため、相互に携帯電話で連絡を取り合うようにしましょう。仲間で登る場合には、途中で遅れている人がいないか、はぐれていないか、常に視野に入る範囲で、確認しながら登りましょう。
 
Q 道に迷ったら?
 A 仲間がいる場合は、携帯電話などで付近にいるかどうか確認してみましょう。山小屋が近い場合には、立ち寄り、最善の方法を検討しましょう。吉田ルート下山道八合目では、間違って須走ルートへ下る登山者が多くいます。もし、間違って須走ルートへ下ってしまった場合には、日暮れまでの時間が近い場合には戻らずに、明るいうちに須走口の登山口へ到着することをお薦めします。途中から八合目まで戻っても、夜間の下山は危険です。富士山は各登山道ルートによって決められた色分けがされているので、自分が利用するルートの色を憶えておきましょう。